商品説明 仕様
〈実車について〉
第二次世界大戦でソビエトに侵攻したドイツ軍は悪天候で醜く泥沼と化し、冬には凍りつく広大なロシアの大地に動きを阻まれることになりました。大幅に機動力をそがれたドイツ軍は泥濘路面でも雪の路面でも走行可能な車両の開発を急ぎます。そうして誕生したのがシュタイアー社が開発した装軌式トラクターでした。
ドイツ語で東部用装軌式牽引車の頭文字をとってRSOと呼ばれた車両は1942年11月から量産を開始。資材の運搬や対戦車砲などの牽引に活躍。その機動性と信頼性はすぐに高い評価を得ることに成功し、約23000台が生産されることになったのです。運転席と荷台を持ったRSOですが、その車体を利用したいくつかのバリエーションタイプも開発されました。
その一つが1943年に製作された7.5cm砲を搭載した自走対戦車砲タイプです。キャビンを取り払い運転席の周りに簡単な装甲を施し、後部に7.5cmPak40を搭載していました。〈キットについて〉
第二次世界大戦中、ドイツ軍が配備した装軌式トラクター、RSOの車体に7.5cm対戦車砲を搭載した自走砲を再現!組み立てやすさとリアリティを両立して好評をいただいているスマートキットでのモデル化です。
モデルでは7.5cm砲を保護する防水カバーを装備したタイプを再現。しわやたるみはもちろん素材の質感まで伝わるリアルなカバー部品は独自のDS素材を使用。モデルの仕上がりを個性的に演出するとともに塗装も腕の振るいどころです。
もちろん車体やシャシー、7.5cmPak40も精密に再現。一体成型されたシャシー部品に車体パーツは細部のディテールや表面のプレス模様などまで正確にモデル化。そこに取り付けられる足回りも4つの転輪をリーフスプリングで支えるシンプルな構造のサスペンションを実車同様に再現。幅広の履帯にはマジックトラックを採用しました。
また、エンジンやトランスミッションまで再現され、構造が組み立てながら理解できるのも楽しみです。
オープントップの操縦席はレバーやペダル類も再現。さらに、7.5cmPak40もターンテーブルから砲架、車体との取り付け部分まで実車そのまま。3Dデータを使用した3種類のマズルブレーキや可動式のガンブリーチなど、メカニカルな仕上がりを楽しめます。
基本的なRSO/01やカバーなし7.5cm砲搭載型RSOも発売中のRSOラインナップのコレクションはもちろん、東部戦線の情景作りにも欠かせない1台です。-
仕様
スケール 1/35スケール JAN 0089195866790